WiFiレンタルどっとこむのレンタルWiFiルーターを羽田空港で受け取る手順

WiFiルーターレンタルサイトでは老舗のWiFiレンタルどっとこむでは、レンタル時の受け取り場所を空港にも指定できます。今回、旅先でWiFiルーターを利用したかったので、WiFiレンタルどっとこむを利用して羽田空港でレンタルWiFiルーターの受け取りを試してみました。

WiFiレンタルどっとこむの詳細

WiFiレンタルどっとこむは、WiFiルーターのレンタルを専門で行っているサイトです。実店舗は無く、ネット上で注文を行って宅配で受け取るという利用方法になります。しかし、空港内にカウンターを持っているので、受け取りや返却だけなら空港内のカウンターでも可能です。※注文自体はウェブ上からのみなので注意
レンタル料金は安いものだと1日350円と非常に安価です。使用容量の少ない機種なら、1ヶ月プランで2730円と激安のものもあります。レンタルできるキャリアはソフトバンク、WiMAX、それにレンタルでは珍しいドコモもあります。空港受け取りにしない場合は宅配での受け取りとなり、東京だけでなく全国にお届け可能なので、一般的なレンタルWiFiルーターとしてもお勧めできるサイトです。

WiFiレンタルどっとこむ

空港受け取りの利点

空港を利用して旅先でレンタルWiFiルーターを利用する場合、空港受け取りにすることでいくつかの利点があります。

レンタル日数を短縮することができる

レンタルWiFiルーターの利用日数とは、基本的に受取日から返却日までとなります。空港を利用する場合、朝早くから行くことが多いので当日自宅で受け取ることができない場合が多いでしょう。その時は前日に宅配してもらうことになりますが、そうすると利用日数が1日増えてしまいます。早朝でも受け取れる空港内受け取りを利用することで、1日分利用日数を短縮できるのです。

自宅での配送を待たなくて済む

宅配で受け取る場合は、届くまで自宅で待っていなければいけません。もしちょっと出かけている隙にお届けが来てしまい、受け取れなかったとなったら面倒なことになります。特に翌日出発する場合は確実に受け取らないと、下手すれば受け取れないまま出発しなければいけないという事態にもなりかねません。

配送料金を節約できる場合がある

これは、沖縄→本州など、沖縄や離島の人が本州などに来る場合にメリットとなります。
沖縄や離島への配送は、配送料金が高いことが多いため、なかなか利用しづらいです。そこで、沖縄や離島へ住んでいる方が本州などに来る時にレンタルWiFiルーターを申し込む場合、移動先の空港を受け取り場所にすることで配送料金を下げることができます。レンタルWiFiルーターはほとんどが東京からの発送なので、受け取り先を本州の空港に設定すれば沖縄や離島に届けるよりかなり安く配送できるからです。沖縄や離島の方は、自宅へ届けるより旅先の空港などで受け取るほうがよいでしょう。

このように、空港受け取りはいろいろな利点があります。今回私も、飛行機の便が朝早いため、空港受け取りを選択しました。

WiFiレンタルどっとこむのWiFiルーターを羽田空港で受け取る手順

WiFiレンタルどっとこむのカウンターがある空港は

成田空港
羽田空港
関西国際空港
中部国際空港（セントレア）
福岡空港
新千歳空港
那覇空港
小松空港
富士山静岡空港

の9つとなります。
今回、沖縄へ行く予定でしたので、羽田空港で受け取ってそのまま沖縄へ持っていき利用しました。

ウェブ上で利用する端末を選び、受け取り先を羽田空港に指定して注文する

まず、WiFiレンタルどっとこむのサイト上で利用したい端末を選択します。今回は、一番人気というSoftBank 303ZTを選択しました。レンタル料金は1日432円、通信容量が無制限の機種です。
端末を選んだら、次に受け取り先と返却先を指定します。ここで、宅配で受け取るか空港カウンターで受け取るかを選択できますので、空港カウンター受け取りにする場合は空港名を選択します。今回は羽田空港受け取りなので、羽田空港を指定しました。返却も同時に指定しますが、今回は沖縄から帰ってきてそのまま空港で返却したかったので、返却先も羽田空港を指定しました。
そのまま利用期間やオプションの有無、必要情報などを入力して注文を完了します。金額は確認画面で送料も含めた金額を確認できます。支払いはクレジットカード払いのみです。
注文完了後、メールが届くので保存しておきましょう。受け取りにはメール記載の契約番号と身分証明書が必要になります。

羽田空港国際線ターミナルの専用カウンターへ行き受け取る

ウェブ上での注文を済ませたら、当日羽田空港へ向かいます。空港カウンターで受け取ることになりますが、ここで注意が必要なのが、WiFiレンタルどっとこむのカウンターは羽田空港国際線ターミナル内にあるということです。国内線とはターミナルが異なりますのでお気をつけください。降りる駅も異なり、京急ですと「羽田空港国際線ターミナル駅」、東京モノレールですと「羽田空港国際線ビル駅」で降りることになります。国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動は、無料の送迎バスが約6分間隔で運行しているので簡単に移動できます。
今回私は東京モノレールを利用して、羽田空港国際線ビル駅から行きました。

羽田空港国際線ビル駅で降りたら、国際線ターミナルビルの2階に向かいます。2階に京急線の改札口があるので京急線の右側の通路を奥に進みます。

一番奥まで進むと、WiFiレンタルどっとこむの空港カウンターがあります。

通路を進み・・・

一番奥にあるのがWiFiレンタルどっとこむの空港カウンターです

空港カウンターですが、実はWiFiレンタルどっとこむという文字はありません。「GLOBAL WIFI」「NINJA WIFI」という文字があります。これは、WiFiレンタルどっとこむを運営している株式会社ビジョンが運営する別のWiFiルーターレンタルサービスです。GLOBAL WIFIは海外向けのWiFiルーターレンタルを行っており、NINJA WIFIは主に外国人向けの国内WiFiレンタルを扱っているサービスです。WiFiレンタルどっとこむとカウンターを共有しているような形になっています。

WiFiルーターは受け取り後、すぐに利用可能

カウンターで名前を告げ、レンタルのWiFiルーターを受け取りに来たと伝えれば受け取ることができます。受け取りの時間はほんの1分程度でしたので、すぐに受け取ることが可能です。
海外用のレンタルWiFiルーターは、その国に行ってからしか使うことができませんが、今回は国内用のWiFiルーターなので受け取った直後からすぐに利用が可能です。空港などでの待ち時間に利用してみるのもよいでしょう。

無料連絡バスを使って国内線ターミナルに移動

さて、受け取ったら空港内を走る無料連絡バスを使って国内線に移動しましょう。無料連絡バスは1Fの正面の場所から出ていますので、エスカレーターで降りればすぐに乗ることが可能です。移動時間は国内線第2ターミナルまでが約7分、国内線第1ターミナルまでが約10分となります。

1Fには看板も出ています

レンタルWiFiルーターの中身

レンタルWiFiルーターの中身は以下のようになっています。今回、オプションのモバイルバッテリーもつけてみました。

WiFiルーター本体と充電器、USBケーブル、オプションのモバイルバッテリー、説明書や契約書関係が入っています。入れ物にはGLOBAL WIFIと書かれていますが、こちらも海外用WiFiサービスのGLOBAL WIFIと併用しているようですね。

使い方はとてもシンプル　起動も早い

実際の使い方ですが、本体上部にある電源ボタンをスライドして起動したらすぐに使用可能となります。本体にSSIDとパスワードが書かれたシールが貼ってあるので、それを見ながらスマホやパソコンなどで接続するだけでOK。とてもシンプルで使いやすいです。

実際に沖縄で使ってみた

さて、実際にレンタルした303ZTを沖縄で使ってみたので、計測した速度も合わせてご紹介します。今回は那覇市内、国頭郡恩納村に位置する観光地「琉球村」、県北部の有名な水族館「沖縄美ら海水族館」でそれぞれ計測しました。

那覇市内（国際通り）での速度

まず、那覇市内の有名な通り、国際通りで計測してみた結果は下り8.27Mbps、上り6.82Mbpsとなりました。

下りの速度がちょっと物足りないかなという感じでしたが、不便というほどでもありません。夕方の国際通りということで人が多かったことも影響したのかもしれません。

琉球村での速度

次に、恩納村の有名な観光地「琉球村」での測定結果です。下りは42.98Mbps、上りは3.86Mbpsと優秀な数値になりました。こちらは人も少なく、屋外でしたので速度が出たのかもしれません。

沖縄美ら海水族館での速度

さて、最後は沖縄でぜひ行きたい観光地「沖縄美ら海水族館」での測定結果です。下り22.88Mbps、上り1.71Mbpsとこちらも十分な速度となりました。

レンタル期間中、問題も無く快適に利用できた

今回、旅行中はずっとレンタルWiFiルーターを使用していましたが、まったく問題も無く快適に利用できました。WiFiルーターの充電も、フルで充電していけば8時間以上もちましたし、モバイルバッテリーもあったので充電が切れることはありませんでした。
速度も満足できるレベルで、街中だと多少遅くなることもありましたが、気になるほどではありません。

空港受け取りは便利　けど受け取りは少し遠い？

今回初めてレンタルWiFiルーターの空港受け取りを試しましたが、かなり便利だなと思いました。空港を利用する移動であれば今後も空港受け取りを選択しようかと思います。
ただ、一つ難点をいえば、羽田空港の場合は空港カウンターが国際線ターミナルにしかないことです。国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動は、無料連絡バスが出ているとはいえ若干面倒です。
国内線を利用する際は、空港内の郵便局受け取りが利用できるWiFiレンタル本舗などのサービスを利用するのも良いかもしれません。羽田空港内の郵便局は第1旅客ターミナルビル1Fにあるため、国内線の利用者には利用しやすい場所にあります。